淡路島でプロ野球を見よう!(2006.8.5)

060805020608060106080503














今日はアイランドリーグは今治と室戸岬、松山でセリーグ公式戦、瀬戸内海を渡れば由宇でウエスタンもやっているが、やはり淡路島でのプロ野球というのはそうあるものでもないだろうと思い、淡路島に渡ることとした。因みに明日は淡路島よりも貴重かもしれない「島根県でのプロ野球」である石見球場でのウエスタンリーグの試合があって、そちらに少々惹かれたときもあったが、帰りが大変そうなのでさすがに断念せざるを得なかった。

高松から淡路島に向かうのであるが、近いようで遠い、交通機関の本数も少なく、またレンタカーを借りるのも高くつくので、結構不便なのである。従って、乗換えが1回で済む方法で行くこととした。「高松駅(バス)舞子駅(バス)佐野局前(球場最寄バス停)」である。気がついた方もいるかと思うが、明石海峡大橋を往復しているのである。ああ まぬけ。しかも、せっかくなので景色を見ようと思っていたが、どういうわけかバスで熟睡。暑さもあって、疲れがあまり取れていない気がする。

球場最寄のバス停である佐野局前では同士と思われる方々も数名下車され、暑い中15分くらい歩いて球場に到着する。ここは、淡路何とかスポーツ公園の一角にあり、野球場(2つ)のほか、ベッカム率いるイングランド蹴球団が2002年W杯のときに練習をしたというサッカーグラウンドが数面ある。サッカー場では全国朝鮮学校サッカー大会?が開催されており、正直野球よりも賑わっていた。


球場はあちこちにあるいわゆる国体向けタイプのものだったが、芝は良く手入れの行き届き、また目障りなネットもなく大変見やすかった。

スタメン発表。サーパスは「三番ライト・嶋村」という耳を疑うような大野さんの声が響きわたったため、何じゃこれはと思ったが、昨日の北神戸では出場していたガランボースキー(ブランボー・グラボースキー・ガルシアの3名)が帯同していないようである。半分くらいその3人目当てで彼らの米国時代のカードまで持参してしまっていた私は大変がっかりしてしまった。しかし中日では上田とか清水将がスタメン出場でもあり、サーパスも小島とか小川とか吉原とかの出場を期待して気を取り直すこととする。


試合は中日がワイルドピッチと春田の一発で挙げた2点を守り勝利。サーパスの方がヒットも多く若干押していたが、ここ1本が出ず、暑い中完投した阿部健太を援護できなかった。「海まで飛ばせ」と熱烈応援した上田は四球1つのみ、サーパス期待の代打小島は見送り三振、小川裕介はブルペンで投げたのみ、吉原はブルペンで受けたのみ(柳沢は出たのに)であった。


試合後サーパス選手は少年野球教室をやっていたが暑いので見るのはパス。バスで岩屋(島の北端)に向かい、すでに今日だけで二回わたっている明石海峡大橋を下から眺めようと、明石まで「たこフェリー」で渡ることとする。この船(昔は『たこフェリー』とはいわなかった)に乗るのは、かつて中学時代だったか、母親の友人が岩屋に住んでいたので、神戸から自転車で日帰りで泳ぎに来て以来である。それはともかく、30分にもならない時間であったが、やっぱり船の旅はいい。関東では、あまり経験できないのが残念だ。

06080504
明石では、サーパスが完封負けをしたからというわけではないが、明石焼きを食べて旅を締めくくることとする。そういえば明石焼きって店で食べたことがなかったなぁと思ったが、良く考えたらウチにもかつてタコ焼き機があったため、家で作っていたからであろう。タコの他、ミンチとかこんにゃくとか、色々入れていたのが我が家流である。

神戸に戻った。明日スカイマークに行けばガランボースキーに会えそうだし、実家には弟がいるらしいので3年ぶりに会おうかとも思ったが、今回は実家には戻らず、電車とかポートライナーから花火大会を眺めつつ神戸空港から帰宅。神戸空港からちょうど2時間半で我が家に到着した。早い!

2006年のあしあと にもどる