昨日に引き続き、フェニックスリーグである。今日は、ひむか球場でのロッテ対サーパス戦観戦である。
ひむか球場がどこにあるのかといえば、長嶋茂雄が名づけたらしい「サンマリンスタジアム」から徒歩10分くらいのところにある。要するに、昔の宮崎球場である。

ロッテは、一軍が日本シリーズを戦っており、現時点のファームの戦力がとても薄い。しかも、一軍の小坂、堀が怪我をしてしまい早坂や塀内が上に行っていることから、純粋な意味での内野手は青野と林タカヤしかおらず、今日もセカンドは本来捕手の田中雅彦である（もっとも、シーズン中は彼も良く三塁を守っていたりしたが）。昨年観戦したフェニックスリーグもロッテ戦であったが、西岡と今江が出場していたのを思えば感慨深い。
一方のサーパス。昨日も見ているので新鮮さはあまりないが、力士の血を引いているという新人の田中、でかい。いかにも飛ばしそうだ。

試合はサーパス山口、ロッテ三島の先発。サーパスの一番打者大西がホームランを含む4安打と、全くの格の違いを見せつけた。サーパス前田も一発。もっと使って欲しいところだ。ロッテは・・・あんまり覚えてないなぁ。

試合後、ちょうど菊花賞の時間とロッテ選手の帰る時間が重なり、何人かの選手がバスから降りて球場に戻り競馬テレビ観戦していたようである。そしてバスに戻ってきた寺本四郎が「ディープ強ぇよ！」と一言。まさかディープインパクト3冠達成をシローから聞くとは思わなかった。

町に戻り、「おぐら」でチキン南蛮を食べると旅も終りである。宮崎といえども、この時期夜が来るのが早い。非常にさびしい瞬間である。しかし、空港にはフェニックスリーグ帰りのサーパス・阪神・ソフトバンクの選手・首脳陣の他、日南でイベントのあった名球会・OBクラブ面々がいた。これで旅の終りの寂しさがまぎれたどころか、またしてもおなかいっぱいになってしまった。

翌日、会社に行くと「顔が赤すぎる」と何人もから指摘を受けた。「京都競馬にでも行ってきたのか？」といわれたので、そういうことにしておいた。いつも二軍を見ている野球好きで知られてはいるものの、まさか宮崎まで行ってサーパス見てきたとも言えんし。

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【ひむかスタジアムへの行き方】
私は車で行きましたが、汽車だとJR日南線運動公園駅下車徒歩１０分くらい。サンマリンスタジアムへはひむかスタジアムからさらに１５分くらい歩きます。