フェニックスリーグ@清武(2005.10.23)

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昨年に引き続き、今年も宮崎までフェニックスリーグの観戦にやってきた。昨年は、どちらかといえば当地で開催された「ファーム日本選手権」がメインであり、参加もイースタン6球団(当時)であったが、今年はウエスタンも含め12球団が集結。もちろん主目的はサーパス神戸である。
朝二番電車で家を出て、津田沼で乗り換えてバスで羽田へ向かい、ANAで宮崎へ。マイレージがまもなく5万マイルに到達、アメリカ無料航空券が見えてきた(が、その前に国内かアジアで使いそう)。

朝9時に宮崎着。空港では、木曜夜より現地入りしているきむ師と、金曜朝より現地入りしているアーサーキング師より熱烈歓迎を受ける。旅先で知っている人に出迎えてもらうのは、めったにあるわけではないが嬉しいものである。しかし、彼らは前日もハム対サーパスを観戦しており、非常にうらやましい限りである。さっそく車に乗り、サーパス対楽天戦の行われる清武に向かう。

清武は、讀賣二軍がキャンプを行っていることもあり、スタンドのある球場と少年野球場とか室内練習場があった。しかし、少年野球場の方が賑わっていた。なぜなら、少年野球は試合中であったのに対し、フェニックスリーグ開始は12時半、我々が球場に着いたのは10時前だったからである。

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グランドでは、ホームであるサーパスが打撃練習中である。ホーム球団の打撃練習を見られる機会もあまりないので、じっくり観察する。とはいえ選手よりも打撃投手をやる康雄さんとか、ノックがとても上手なチームスタッフの谷真一氏、スタンドをうろうろしている長村ファームディレクターなどに注目してしまうのが自分としてもあきれてしまうところである。そしてこのリーグでサーパスの監督代行をしているのが大石大二郎。楽天は山下大輔監督であるので、ダブル大ちゃんである。そんなことはどうでもいい。しかし、ちょっと風は強かったがまったりと練習を眺めるこの時間が、とても贅沢に感じられた。

試合は三塁審判飯塚、ウグイス大野さんで、投手はサーパス柴田、楽天朝井の先発。柴田は調子がよくなく2回で降板したが、その後出てきた高木が好投、0対0のまま進んでいく。
そして9回裏、サーパスの攻撃。楽天のマウンドには、我々の目の前では伝説のサスペンスドラマを見せてくれた、小山が上がる。期待に応え?この日もランナーをあっけなく出し一打サヨナラのピンチを迎える。サーパスベンチは、野次将軍の米村コーチを中心に練習試合とは思えない盛り上がり。客が少ないので声も良く聞こえる。しかし、二死満塁まで攻めたものの、期待の坂口が凡退し引き分け。しかし最後の盛り上がりも含めなかなか楽しい試合であった。

試合後は楽天は室内に移動し練習、サーパスはグランドで恒例の大打撃練習。練習後には、4年前に日本シリーズ用にヤフオクで落とした谷真一チームスタッフの近鉄ユニフォームに本人にサインをいただく。「85TANI」のユニフォームがこんなところで役立つとは思わなかった。

すっかりおなかいっぱいになって市内のホテル「マリックス」へ戻り、晩飯と日本シリーズ観戦のため近くのお好み焼き「かたおか」へ。昨年も寄ったこの店は、言わずと知れた元カープ現ドンタクス片岡光宏氏のお店である。昨年は日本シリーズにも出ている某コーチが来店していたが、今年はさらにものすごいことになってしまったのである。

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