マリーンズ日本一!(2005.10.4)

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今日はファーム日本選手権が「たまたま」神戸で行われるため、帰省のついでに参戦する。ちなみに本試合は長野・宮崎・神戸と3年連続参戦であり、これはおそらく私以外では林孝哉選手(M)くらいであろう。

総合運動公園駅に着くと大雨。最近神戸に野球見に行くと雨が多く、雨延期も懸念されたものの奇跡的に雨が止み、試合決行ムード。あかほ師とともに内野席に入場する。

今年観戦している回数がダントツで多いのがイースタンリーグである私は、今日はリーグで2または3番目に応援しているマリーンズの応援である。千葉で一軍のプレーオフをやっている中、マリーンズファンも右翼席に集結しており、いつも一軍そっちのけで浦和や鎌ヶ谷で二軍を応援しているお兄さんの姿もある。残念ながら、先ほど解雇されてしまった澤井やユウゴー、あるいは一軍プレーオフ戦力である代田やパスクチ、垣内、ジョニーらの姿はないが、それでもおなじみの選手ばかりであり、「1,2,3 シロー」や「林を狙え タカヤ」などの二軍でしか見られない応援が炸裂する。

試合展開としては、逆転が相次ぐスリリングなもの、といえば聞こえがいいが、マリーンズはエラー四つ、タイガーズもチャンスに一本が出ないという、いかにも二軍らしいものであった。スリリングといえば、マリーンズ投手リレーは、完全試合の加藤、最多勝の手嶌のあとは成瀬・戸部・川井というもので、事実毎回のようにピンチを迎えたのであったが、何とか抑えることができた。川井は、シーズン優勝時に次ぐ胴上げ投手となったようである。

【今日の注目】
主審・・・飯塚富司氏。二軍で最高権威のある試合であれば、かつてウエスタンリーグで首位打者を獲ったこともあること人しかいないだろう。
前田・・・今年楽天から移籍。背番号5。送りバントを決めたが二度のチャンスでことごとく凡退。どちらかでヒットが出ていたらあるいは、というところ。
前川・・・今年のMVP?。タイガース1点リードで登板も、いきなり四球・暴投でチャンスメーク。その後連続タイムリーを浴びKO。相変わらずで一安心した。

筒井壮・・・この人も2年連続出場。2点差を追う9回二死満塁で打席が回り、私のとなりにいた、彼のユニフォームを着た熱狂的ファンも大いに期待したがあっけなく三振。
松竹コンビ(大松・竹原)・・大松は2ラン、竹原は3安打でともに優秀選手賞を獲得。来年は一軍で彼らの姿を見てみたい、というか確実に一枠(初芝)あくので、特に右の竹原は大いにチャンスだ。
辻ちゃん・・・捕手。前川から勝ち越しタイムリーを打ちMVP。一軍は里崎と橋本で固定され、二軍も田中雅彦の方が出番が多かったが、最後に活躍。「来年は一軍で100試合出る」と宣言(したあと、竹原に「101試合出る」と返されていたが)。

ハイディ古賀・・・優勝監督。佐々木誠前サーパス神戸コーチの最終所属でもある「ソノマカウンティ・クラッシャーズ」のコーチなどさまざまな経歴を持つ彼が二軍とはいえついに胴上げされるまでになった。めでたい限りである。
林孝哉・・・長野・宮崎・神戸の球場場外の林を狙いつづけ、ようやく悲願達成。試合前に声を掛けると手を振ってくれた姿も忘れられない。今日もタイムリー。来年は一軍で日本一を目指すべく、林を狙いつづけて欲しい。

私自身は、対戦チームによっては来年も参戦したいところである。

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