今年スタートした『三重スリーアローズ』の試合だけには何とか行きたいとかねてから思っており、今回無理やりに実現させてしまうこととした。
三重スリーアローズは、昨年関西独立リーグで優勝した『大阪ゴールドビリケーンズ』と２球団で『ＪＦＢＬ（ジャバンフューチャーベースボールリーグ）』というリーグを形成。但し同じく２球団で形成している女子野球と違い、アイランドリーグの各球団とも交流試合を行っている。現時点では独立リーグの先輩格であるアイランドリーグの方が実力も上のようで、ＪＦＢＬ両球団は勝率５割を切っている状況である。
なお三重スリーアローズは元ヤクルトのエース松岡弘氏が監督、ドラゴンズ期待のルーキーだった藤波君と西武でも活躍した前原博之氏がコーチである。大阪ゴールドビリケーンズは昨年と同じく村上監督、西浦・石毛両コーチという布陣である。
さて試合であるが、４時間もかかるグダグダ試合で、疲れた。
・投手はコントロールが根本的に悪く、点差がいくらであっても先頭打者を四球で歩かせる。
・点差がいくらであってもランナーを気にして牽制球が多くなる。
・四球でなくても半数以上が３ボール２ストライク（因みに津球場はＢＳＯ表示）になる。これは『待ち』の打者が多いことにも拠る。
というわけでここ２，３年で群馬絡み以外で観戦した独立リーグでは殆ど陥っている罰ゲームのパターン。改めて群馬ダイヤモンドペガサスは独立リーグの中ではかなり良いチームだと思った次第だ。
そもそも今日は大阪の先発が小園であったので嫌な予感がしたのだ。彼は昨年神戸球団にいたのだが、前期優勝がかかった試合でリリーフで登板したものの、ストライクが全く入らず挙句投手コーチでも何でもないシン様にゲキを飛ばされてしまった投手なのだ。その昔はＢＣリーグで後期ＭＶＰにもなった投手でもあるのだが。
今日もテンポが悪く、３回で降板。投手を代えたときには村上隆行グッジョブ！と思ったのだが、後の投手も代わり映えせず。一方三重の投手陣もピリッとせず、ヒットの雨を浴びて結局１２失点。
試合途中で何度も帰ろうと思ったが、独立リーグの恒例である試合後のお楽しみがあるのでグッと我慢。そのお楽しみの『お見送り』で松岡監督にサインをいただく。彼は心の中では相当怒っていたと思うが、「また来てくださいね」と笑顔でのお見送りをいただいてしまったので、試合でのイライラはすべて忘れることにしないといけないだろう。１９７８年日本シリーズ第７戦の完封はどうしようか。
未踏の県はあと１１（栃木、山梨、岐阜、奈良、岡山、鳥取、島根、山口、熊本、大分、鹿児島）
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