サーパス対インボイス@長岡悠久山(2006.6.17)

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今年一番の目玉カードを観戦しに、新潟県の長岡まではせ参じる。新潟県で野球を見るのは初めてであり、長岡に来たのもかつて存在した三条競馬の帰りに寄って以来で、7−8年ぶりである。

東京から新幹線にのり、長岡駅からはバスで15分くらいで悠久山球場に到着する。球場ではアーサーキング師の他、多くの知り合いに出くわし、神戸からはサマーとシルキーも来ている。ここは、かつて鈴木一朗という選手が野茂からプロ入り初ホームランを打った球場であるが、その後の両人の米国での活躍からは信じられない、のんびりした球場である。

そもそもなんでこのカードが長岡で開催されるのかということであるが、神戸のチームが長岡というのは大きい地震にあったということでの震災復興の位置付けであり、相手がインボイスというのは、この試合のあとも行われるサーパスの穴吹工務店主催の野球教室の講師が東尾だから?と思われる。

また全般的にサーパスというか穴吹色が強く、始球式も試合前の両監督への花束贈呈も「サーパスマンションにお住まいの○○君」という子供が担当していくらいだ。いつもはともかく、今日はサーパスマンションに住んで良かったと思ったのではないだろうか?また花束を贈呈された両監督が、大石大二郎と渡辺久信であることも感慨深い。

試合はサーパス先発松村が守備の乱れもあって1回3失点で降板、その後高木はふんばったが阿部健太がインボイス上本に一発を浴びるなどで大量失点、打ってもインボイス先発の岡本を打てず2対8の完敗であった。サーパスの見せ場といえば、ルーキーの岡田貴弘の場外ホームラン!さすが、名前が素晴らしいだけのことはある。康雄コーチが打った本人以上にベンチ前で喜んでいた。


試合後は東尾主催の野球教室。東尾の他、両軍選手も指導役として参加。もちろん、今日3番DHで出場したインボイス・リーファーも通訳を伴なって打撃指導をしていた。私は、いつぞやの仙台のように保護者のふりをしてグラウンドに乱入をした、ということは敢えて言わないほうがいいですね。また、他の選手がまじめに打撃・守備指導をしている中、サーパス・横山だけは謎の体操を子供たちにさせており、爆笑を誘っていた。こういう指導も、かえっていいかもしれない。

その後は駅前で宴会。私は20時半くらいに引き上げ、大宮で新幹線を乗り継ぎ、那須塩原で宿泊。こんな無茶は土日きっぷならではである。

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