シロクンとオリックス1,2軍熱烈応援@神戸(2006.4.29)

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GW初日。まずは朝から府中競馬に参戦し、世にも珍しい白毛馬の「シロクン」、結婚後初登場となった「牧原改メ増沢騎手」、それに障害レースのスター「出津騎手」を応援。いずれも成績はさっぱりだったがまあ良い。その後新幹線で一気に神戸に向かい、今年2回目のスカイマークスタジアムへ。

なかなかの観客の入りで、食べようと思っていた「中村勝カレー」を断念して普通のカレーを買い、ビールを飲みながらの観戦である。そしてなぜか始球式が旭鷲山。


前回(4/16)には中継ぎで登板したルーキーの平野が先発、ランナーがいないのにセットで投げるのは気に入らない(私の持論です)が、なかなか切れのいい投球で西武を抑える。打線も清原に加えノリも不在であり、ここまで1本もヒットのないグラボースキーがスタメンであったが、谷(佳)のソロホームランから始まり阿部ちゃんの2本のタイムリーなどきわめて効率的に加点、オリックスの試合としては珍しく安心してみていられるものとなった。結局平野は完封しチームは5連敗でストップ。へばりがちばリリーフ陣を助ける結果ともなった。


せっかく来たのでいろいろな角度から見たのだが、ブルペンが観客席から見えるのもいい。一塁側では、贔屓筋でもあるユウキとか本柳が投球練習をしていたし、三塁側では今年からブルペン捕手となった犬伏がひまそうに試合を見ていた。そして江藤はまたしても出場せず、グラボースキーは大きなファールは打ったもののノーヒットに終わった。

親会社が大阪ドーム買収し、神戸での試合数減少(もしくは0)という報道もあるが、それは一度でもここで野球を見た人ならそういう発想は有り得ないということを痛感した次第だ。あとは神戸の芝を求めてFA移籍した村松が心配だ。


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今日は北神戸でのサーパス戦観戦である。なんだかんだと年2回程度は二郎からの山道を歩いているような気がする。

GWといえども平日であり、客の入りが心配されたが100名ほどのヒマ人いや熱心なファンが来場。またサマーとシルキーもいた。

先発はサーパスが高木。今日も3回を無失点に抑える。交流戦を前に上の先発が1名足りないので、何とかそこに食い込んで欲しいところだが、抑えたといえどもこれといったアピールポイントがなく、サーパスのエース的存在に落ちついた印象である。その後も香月や歌藤、吉川など、ここで投げている場合ではない投手が登場し、まあ無難に抑える。7対0となった9回には、どうせなら小川を出して欲しかった。


打線については途中から4番に入ったわれらが小島が8回にダメ押しタイムリーを打ったため、それまで誰が打ったかということはほとんど忘れてしまった。新人の岡田もタイムリーを打っていたような気がするが、岡田については前にも書いたが名前が素晴らしいので小島ともども頑張って欲しいところだ。


一方(敵ながら)重症だと感じたのはカープ。先発は苫米地。ルーキー時には上で活躍したがここ最近は怪我もあって上での登板はなく、今日も手だけで投げている印象である。それに加えて今日は平凡なフライを捕れずにヒットにしてしまったり、せっかく牽制でアウトにしながら次の球をパスボールで1点やったりというような、鎌ヶ谷の野次オヤジがいたらおおごとになるような守りのミスが目立った。いずれも元凶は捕手の3年目の白濱であるが、なんだか実松を見ているようで先行き心配である。また完封された打線も、おととし藤井寺で見たときのメンバーとあまり代わっておらず、結構苦しいかもしれない。なお、新顔といえば石毛リーグから入団した中谷が代打で登場。背番号が大きく、オヤジから「人形(=サマーのこと)みたいな背番号やなぁ」といわれる。

試合以外の報告としては、相変わらずウグイスは大野さんであり、イニングの合間のサーパスの歌は歌詞がないバージョンが流されていた。ラッキーセブンの際に、我々だけ大声で歌ったのは言うまでも無い。

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結局7対0でサーパス勝利。珍しく首位争いをしているサーパスに勢いがあったというよりはカープに元気がないということだろう。試合後は今年からスカウトからコーチに戻った弓岡氏と、私がオールタイムメンバーを選ぶと右の中継ぎとして間違いなくベンチ入りするであろう谷良治氏(現アシスタントスタッフ)にサインをいただく。谷(佳)がいくらこれから頑張っても、10番の谷といえば谷(良)である。

夜は大阪ドームには行かず、上田利治師解説付きの「サンテレビボックス席」にてオリッ鉄対楽天を観戦した。

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