
今日は、前夜の夜行バスをまずはクリーブランドで乗り換えてシンシナティまで向かう。道路の関係からバスが遅れ、乗り継ぎも休憩も時間がなく、結局シンシナティまで何も食べることができなかった。しかし、疲れかずうずうしいのか知らないが夜行バスでもぐっすり寝ることができ、体調は問題ないのが救いである。
シンシナティの空港で今日から4日間乗るレンタカーを借り、宿に向かう。ケンタッキーダービーのチケットを送ってもらう関係で、ここは予めホテルを予約してあったのだが、競馬場(開催していなかったが)の近くで結構いいホテルであった。懸案だったチケットも無事到着しており何よりである。野球までには時間があるので部屋でテレビを見るとケンタッキーダービーの枠順の抽選をやっており、なかなか盛り上がっている。
シンシナティの本拠地球場であるシナジーフィールドは、昔はリバーフロントスタジアムという名前であり、なるほど立地としてはそのまんまである。2年後に隣に新球場ができるとのことで、外野スタンドは壊され工事の眞っ最中であった。
今日はシンシナティ対ロサンゼルスといういわば名門同士の対決である。とはいえ両者ともここ数年はやや精細を欠いている。特にシンシナティは主砲グリフィーが怪我で欠場しており、打線がパワーダウンしているのが気がかりである。

そういう状況の中、今日の先発はシンシナティがハーニッシュ、ロサンゼルスがブラウンという、いわばエース級とも言える両名。特にブラウンはフロリダやサンディエゴの優勝に貢献し、昨年は防御率1位を取ったりでここ数年でのメジャーを代表する投手の1人といえる。今年もここまで4試合先発で防御率1.03という驚異的な数字を残している。
そのデータから考えると、この試合は実は1球で終わってしまったことになる。ロサンゼルスのトップバッターのグリッソムがいきなり初球をホームランしてしまったのだ。その後もキャロスの2ランやらブラウンのプロ初ホームランやらグリッソムの2発目、最後には主砲シェフィールドにまでホームラン、一発攻勢でロサンゼルスが勝利を収めたという試合であった。シンシナティも4番ドミトリー・ヤングのホームランがあったが届かなかった。
さて今日は試合後もお楽しみがあるのである。スポーツ専門ケーブルテレビESPNは毎週水曜日にメジャーリーグの試合を時差を利用して2試合中継しており、今日のカードは昨日見た「メッツ対ヒューストン」と「シアトル対ボストン」ある。ニューヨークのメッツ戦はシンシナティと時差がないので同時進行なのだが、シアトルとは時差が3時間あるのでシンシナティの試合を観戦して帰っても十分見ることができる。そしてボストンの先発は野茂であり、さぞや日本では盛り上がっているのではと推測されるところである。
ちょうどホテルに着くとメッツ戦をまだやっており、10回裏2点ビハインドのノーアウト満塁で昨日満塁ホームランのベンチェラという場面であった。昨日見られなかった満塁ホームランを期待したが犠牲フライに終わり、結局1点差でメッツの負けとなった。一方ボストンの野茂は以前に比べると迫力はなくなったがその分安定味が増した印象だ。イチローとの対決についてはアメリカのテレビでも話題となっておりというかこの試合の見所として挙げられていたくらいだ。そして内容はイチロー2打席凡退のあと3打席目にはデッドボールとなり、イチローのうめき声が全米中に響き渡るという結果となった。それからイチローで思い出したが、オールスターのファン投票をやっていて、こちらでは試合を見ている間にも係員が投票用紙を配り歩く(しかも10枚20枚単位で)のだが、今日のシンシナティでは隣で見ていた、イチローは見たことがないであろう若い男がイチロー(というかI.Suzuki)に投票しており、イチローの影響力の強さを実感した(既に日本程ではないが、結構全国レベルでメディアに扱われている)。
ここに当日のスコアが載っています(いつまであるかわかりませんが)
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